入門をご検討の方へ

 入門をご検討の方は、まずはじめにこちらをお読みください。

道場の雰囲気や指導に対する考え方についてご説明しております。

 

お子様の入門をご検討の保護者の方

 「お子様を入門させたい」と検討中の保護者様方向けのご説明です。

 

「少しずつ」を頑張ろう

 まず、幼年~小学生ごろのお子様の場合、身体能力や個々の性格に差があるため、すぐに道場の雰囲気になじんだり、すべての稽古をこなせるわけではないと考えています。

 

特に小さいお子様は、道場に入るだけでもとても勇気のいる作業であり、泣いてしまうことも珍しくありません。

しかし、泣いてしまったり、できないことがあっても全く問題はありません。指導者としては「できないことをできるように改善していく」ための道場(稽古)ですので、少しずつ継続していくことで泣かなくなったり、できることが増えてくるといった喜びを感じていただきたいと考えています。

 

このように、稽古の積み重ねによって「少しずつ頑張る」という体験を通じてを、肉体的にも精神的にも強くなり、お子様が素晴らしい成長を遂げて頂けると考えています。

 

指導の基本的な考え方

 指導をおこなう際は、「体の使い方の説明や意味などを論理的に説明する」という指導方針です。難しい内容を小さなお子様でもわかるように可能な限りかみ砕いて説明し、必要に応じて言葉だけでなく、「文字通り」手取り足取り指導をおこなうことで皆が理解できるような指導をおこなっています。

 

稽古によって得る身体的な成長とは?

<基礎体力>

 稽古では「補強(ほきょう)」といって腕立て伏せやスクワット、腹筋といった筋力トレーニングをおこなっており、生徒の年齢やレベルに応じて適切な回数設定をおこない、無理なく基礎体力をつけられるように工夫をおこなっています。

また、指導者はスポーツトレーナーの資格を保有しておりますので、トレーニングのフォームなども細かくチェックをおこないながら、正しい動作でおこなえるようにしています。

 

<柔軟性>

 空手は蹴り技があるため、脚を高く上げるための柔軟性が必要となります。稽古のはじめに柔軟を時間をかけておこないますので、体の固い方でも少しずつ柔軟性を向上させることができます。

また、柔軟性は怪我の防止にも重要な要素なので、しっかりとおこないます。

 

<バランス>

 球技などのスポーツは利き手・利き足があり筋力に左右差が生じやすい傾向がありますが、空手は左右の手足をバランス良く使います。

そのため、稽古を重ねることによって左右の手足で均等に技を出せるようになります。

 

<反射神経>

 稽古では攻撃面ばかりではなく、「受け」といって防御の稽古もしっかりおこないます。特に、脳がある頭部は自分でしっかり守る意識を強く持たるような稽古をおこなっています。

 

生徒の成長速度を止めない指導

 当道場は、生徒の目的やレベルに合わせて「指導の強弱」を適切におこなっています。

 

例えば、入門したての小さなお子様はできることを少しすつ増やす「習慣化」を育てることが必要ですので、稽古をしっかり完遂できることを重視しています。一方、試合で優勝したい、勝ちたいといった高い意識を持つ生徒については、厳しい戦いを勝ち抜くための肉体的・精神的な強さが備わるよう、意識を高く持った指導をおこないます。

 

また、よりレベルの高い稽古を望む生徒には「上級クラス」にて技術と思考力を高める稽古をおこなっています。

 

試合の成績

生徒たちの頑張りによって、試合でも優秀な成績をおさめてくれています。

 

2023年現在では、選手のほとんどが入賞経験有り、全国大会への出場選手も排出しております。

「人前で成果を発揮できる」という逞しさを育てる

生徒たちの活躍の舞台は試合だけではありません。

 

当道場は地域イベントなどで「演武(えんぶ)」を定期的におこなっており、人前に出て稽古の成果を発揮する機会を設けています。

大きな舞台では緊張しますが、皆で一緒に頑張る一体感や終わったあとの達成感によって子供たちは大きく成長していきます。

※写真は2018年10月に行われた「光レおおつフェスティバル」です。

 

空手での成果を「活かす」意識

 子供たちには、空手だけを頑張るのではなく、稽古で培ったものを日常生活でも活かせるような意識をさせています。

例えば、毎回保護者の方へに対して、道場へ通えることへの感謝や今後の頑張りについて伝えるなどをはじめとして、空手を他に「活かす」ことを考えながら稽古をおこなうように指導しています。

 

「考える習慣」を身につける

 以上で説明したように、稽古でもただやみくもに体を動かすのではなく、稽古の目的や効果を意識しながらの積み重ねをおこなうことで「考える習慣」が少しすつ身についていきます。

この「考える習慣」は子供たちが大きく成長していく上では必要不可欠な要素となりますので、長い時間をかけて根気よく指導をおこなっております。